WordPress6.9がリリースされ、25/12/03から各自の管理画面(ダッシュボード)に更新通知が届いているかと思います。
この記事公開の25/12/05時点では、Cocoonテーマのアップデート情報が出ておりませんで、できればテーマの対応版がでるまでWordPressの6.9へアップデートはしないほうが安全かと思います。
しかしながら、WordPressの自動アップデートをONにされている方はすでに6.9に変わっていると思われます。
そういったケースでWordPress6.9の仕様変更の影響を受けて困る方がいらっしゃるかもしれません。
この記事の内容は暫定対策となりますので、テーマで同様の対応が今後された場合には、外していただきますよう、よろしくお願いいたします。
また、各自でバックアップを取ってからコード追加を行ってください。
WordPressの更新の設定について
WordPressの更新の設定を「メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ自動更新」へ変更しておくと、テーマの更新を行ってから自分のタイミングで更新を行うことができます。
WordPressのアップデートは、
メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ自動更新へ
設定を変更されておくことをおすすめします。
管理画面の更新↓で変更可能です。

以下のように、メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみ自動更新をへ切り替えます。

WordPress6.9でコアブロックのCSSを分割して読み込むように仕様変更あり
以下のページで説明されているフィルターが、6.9でtrueがデフォルトとなった為、コアブロックのCSSが個別に読み込まれるようになりました。
6.8までは一括で全部読み込まれていたブロックCSSが、読み込まれなくなった影響で、カラムブロックや横並びブロックなどの設定値が効かなくなり、表示が変わってしまう現象を確認しております。
横並びブロックは分かりやすいです。
画面幅が狭くなっても横並びのままのはずが、画面幅が狭くなると縦並びになってしまいます。
もしくは大きい画像を横並びにしていると、最初から縦並びになってしまいます。
暫定対策
子テーマのfunctions.phpに以下コードを追加します。
add_filter( 'should_load_separate_core_block_assets', '__return_true' );
前項のフィルターに、falseを設定することで6.8までのブロックCSS一括読み込みと同様の動作になります。
ただし、あくまで暫定対策ですので不要になったら削除してください。
当方の環境では動作を確認していますが、全ての環境での動作保証はできません。その点、あらかじめご了承ください。
この対策ですべての表示崩れなどを対応できるかというと、そうではないと思います。
他に要因があるケースなどは想定できていません。
また、申し訳ありませんが、この件の個別フォローは当サイトのお問い合わせフォームでは受け付けておりません。
以上になります。

